育休からの復帰日の決め方を教えちゃいます。
新しい年度が始まり、そろそろ育児休業から復帰される方も多いのではないでしょうか。
ちょっと待ってください。実は育児休業の開始日や終了日がたった1日違うだけで、損しているかもしれませんよ。
特に復帰時点で、育児休業給付金がまだ支払われている方は要注意です。
育児休業の終了日について意識している方は少ないかもしれませんが、制度の仕組みを知っておくだけで、その損を無くすことができます。
今日は損する事のないように、いつ育児休業から復帰するのがいいのかまとめていきたいと思います。
復帰日をいつにしようか悩まれている方の参考になれば幸いです。
育休の終了日をどう決めたらいいか分からない
育休の復帰日によって違いがあるのか知りたい
という方に読んでもらいたい記事です。
損しない育休復帰日の決め方を徹底解説します。
この記事は金額の面で損をしないかどうかという観点で解説しています。
実際に復帰する際は、職場や家族との相談をしっかりするようにしてくださいね。
その他に育休中に絶対やっておくべきことについてまとめています。
育休中のボーナスについてはこちらでまとめています。
すぐに読める目次
育児休業の開始日はいつが良いのか?
育休が明けていざ復帰しようと思ったときに、いつ復帰しよう?と悩む人も多いですよね。
結論から言うと月末が良いです。
何故なら、育児休業を開始した日の属する月から社会保険料などが免除されるからです。
具体的に言うと、3/31から育児休業を開始した場合、3月分とそれ以降の社会保険料などが免除されますが、4/1から開始した場合は4月分とそれ以降の社会保険料の免除になります。
育児休業給付金は締日という概念はなく、日割り計算で2ヶ月ごとにもらうことができます。
1日違うだけで数万円分の社会保険料が免除されるのは大きいですよね。
育児休業給付金について詳しい方はここで一つ疑問点が出てくるかもしれません。育児休業給付金を受け取る条件の一つに、
育休中、会社から賃金の80%以上を支給されていない
というものがあります。月末に育休を開始したらその月の給付金は払われないのでは?と思いますよね。安心してください。
これは、「育休の期間中に振り込まれた給料のこと」をさすのではなく、「育休の期間中に発生した給料のこと」をさします。
例えば4/30から8/31まで育休を取得したとしましょう。
そして4/1〜4/29の給料が翌月5/15に振り込まれるとします。
給料の振り込まれる5/15は育休期間中ですが、これは育休取得前の労働対価です。
そして4/30以降、会社から払われる賃金が無給であれば育児休業給付金は全額支払い対象となります。
結果としては、会社の給料の支払い方法が日割りなのかどうかにもよりますがなるべく月の終わりに育休を開始したほうが保険料の分、お得になります。
・育児休業を開始する日はなるべく月末にするのがお得!
育児休業の復帰日はいつが良いのか?
育休の復帰日はいつがいいのかについて社会保険料の観点と保育園の観点から説明していきます。
育休には月末日を含めよう
こちらについては、月の末日を含めるのが良いです。
これも、社会保険料の免除対象が「休業終了日の翌日の前月」だからです。具体的な例をあげて見てみましょう。
例えば、4/30が土曜日だからという理由で、4/29を育休の終了日とします。
すると、社会保険料の免除対象は「休業終了日(4/29)の翌日(4/30)の前月(3月)」となり、3月までが社会保険料の免除対象となってしまいます。
育休の終了日を4/30にすると、4月分の社会保険料も免除になるという仕組みです。
・育児休業を終了する日は末日を含めよう!
・末日が難しければ、翌月の頭がおススメ。
慣らし保育の期間には余裕をもとう
それから保育園への入園を考えた場合は、慣らし保育の期間から余裕をみた復帰日にしましょう。
会社の総務から連絡来た😌
育休復帰日は基本的に子どもの誕生日で、我が子、4月の1桁日が誕生日
保育園の慣らし保育の為に4月で有給ほとんど消化してしまうわ😇と、
ある程度覚悟してたら慣らし保育の期間分、育休延長できるかもとのこと☺️
お固い会社と思ってたから、フレキシブルな対応に驚き!
— まひる@不器用かあさん🍓4月から復職 (@bukiyou_kasan) February 18, 2020
慣らし保育は保育園によってスケジュールが違います。
また、慣らし保育が終わっても風邪をひいたりして、正直仕事にいってもすぐ呼び出しされることが大半です。
詳しくは慣らし保育のスケジュールについてチェックしてみてください。
育児休業からの復帰日はいつがいいのか注意したいポイント
最も社会保険料の免除の影響が大きい時期はずばりボーナス月です。
社会保険料の免除はボーナスにも適応されます。
ボーナスが出た時に、かなりの税金がひかれている…なんていう経験は誰にでもあると思います。
それが免除されるというのは嬉しいですよね。
なので、育児休業中にボーナス月が含まれていると、税金がひかれないため多くのボーナスをもらうことができます。
可能ならボーナス月まで育児休業を取得できると、税金の引かれていないボーナスがもらえます。
ただし、育休中にボーナスがもらえるかどうかは会社によって違いますので確認してみてくださいね。
育児休業の復帰日をいつにするのかまとめ
こちらの記事は得か損かという観点でまとめていますが、育児休業については、自由に取得できない方も沢山いらっしゃると思います。
そもそも育児をするための期間ですので、得か損かということだけで時期を決めるのは間違っているかもしれません。
ただ、知らなかったから損をしてしまった!ということのないように、しっかり計画を立てることが大切です。
もし、仕事の都合上、育児休業の日程を自由に調整できるのであれば是非参考にしてみてください。
もし、育休から復帰するにあたってフルタイムか時短で悩まれている方はこちらの記事が参考になりますよ。
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それでは今回はこの辺で。ズボラ妻あず(@zubora_tsuma)でした。