ついにグリコから液体ミルクが明治とグリコから解禁されましたね。気になる値段や価格、デメリットについてまとめました。
グリコが国内初の乳児用液体ミルクの販売として、2019年3月11日に発売しました。
4月下旬には明治から液体ミルクが発売されます。
災害時や外出時などに便利な液体ミルクですが、実際の価格などがどうなるのか気になりますよね。
今回は液体ミルクのメリット・デメリットや実際に液体ミルクを使うと生活がどう変わるのかについてまとめました。
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液体ミルクが解禁されることになった背景
2016年の熊本地震の際に、フィンランド製の液体ミルクが使用されたことをきっかけに液体ミルクを求めるママ達の声が多く上がりました。
それを受けて、2018年8月に液体ミルクの製造・販売が解禁されました。
ところが、2018年9月に起きた北海道地震の際には国内での使用実績があまりないことから液体ミルクがほぼ使われなかったようです。
その後、明治と江崎グリコが厚生労働省からの承認を受け、江崎グリコが一足早く3月11日に発売を開始しました。
液体ミルクのメリット
液体ミルクのメリットは大きく分けて以下の2つとなっています。
調乳が不要
常温で6ヶ月保存可能で災害時に役立つ
順番に詳しく説明していきますね。
調乳が不要でスピーディー
液体ミルクの一番のメリットは調乳がいらないことです。開けて、そのまま赤ちゃんに飲ませることが可能です。
外出時の調乳のための荷物を減らしたり、授乳の時間を大幅に短縮することができます。
粉ミルクの場合は、衛生上の観点から一度70度以上のお湯で溶かして赤ちゃんが飲める温度まで冷ます必要がありますよね。
そのため、外出時には哺乳瓶・お湯・粉ミルク・湯冷ましなどを持ち歩く必要があるんです。
荷物も増えますし作るのも大変だし、正直めちゃくちゃ面倒です。液体ミルクの場合はそのままあげられるので、沢山の荷物が必要ありません。
それから、夜中の調乳ってものすごく大変ですよね。
粉を何杯入れたのか分からなくなるし、泣き止まない赤ちゃんを横目に眠い中の調乳は正直地獄です。
でも液体ミルクであれば、開けてすぐ飲ませることができます。
常温で6ヶ月保存可能で災害時に役立つ
液体ミルクは無菌状態なので、常温で6ヶ月~保存が可能です。
近年、日本は地震災害が多くなってきていますが災害時にはお湯や哺乳瓶がないなんてことが起こります。
普段母乳育児で育てている場合でも、ストレスなどで母乳が出なくなるなんてこともあり得ます。
液体ミルクであれば災害の備蓄用としても利用できますし、そのままあげられるのでミルクがないという事態を防ぐことができます。
グリコと明治の液体ミルクの違いは?
グリコの液体ミルクは紙パック(125ml)で、常温で6ヶ月の保存が可能です。
それに対して明治の液体ミルクはスチール容器(240ml)のため賞味期限は常温で1年となっています。
明治の液体ミルクは備蓄用に特化していますね。
ただし試作品を見る限りは両方ともまだ直接飲めるタイプではなさそうです。
グリコの液体ミルクは紙パックにストローを差すようになっており、これでは月齢の低い赤ちゃんはまだうまく飲めません。
グリコは災害用には使い捨て哺乳瓶を一緒に備蓄しておくことを推奨しています。
合わせてグリコは使い捨てニップルの発売も検討していきたいと考えているようです。
液体ミルクは先にグリコの発売が確定していますが、明治もすぐにでも発売されそうですね。
グリコは紙パック(125ml)で6か月の保存が可能
明治はスチール容器(250ml)で1年の保存が可能
液体ミルクのデメリット。値段はいくら?
グリコの「アイクレオ赤ちゃんミルク」は125mlで200円(税抜き)となっています。
粉ミルクは125mlの場合、約60円前後なので、液体ミルクの価格は約3倍となっています。
ずばり液体ミルクのデメリットは価格が高いことです。
完ミでの育児の場合、粉ミルクの代金は1月あたり約1万円程です。それが3倍となってくると、正直結構な金額となりますよね。
液体ミルクは普段使いではなく、外出時や災害時などの特別な時のみと考えた方がいいかもしれませんね。
今後各メーカーから発売されて需要が高まることで、価格が下がっていくことを期待しましょう。
液体ミルクの海外事情
フィンランドやアメリカではかなり昔から普及している液体ミルク。
なんとフィンランドではミルクのうち9割が液体ミルクというから驚きですよね。スウェーデンは約半分が液体ミルクを使っているようです。
液体ミルクは簡単に飲ませることができるので、母親以外でも扱えるという利点があり、職場復帰などもしやすくなっているようです。
アメリカで扱っている液体ミルクには使い捨てのニップルがついているので、それをボトルに付け替えるだけでミルクを飲ませることができてしまうんです。
液体ミルクのデメリットや価格についてまとめ
ついに2019年3月にグリコから発売される液体ミルクは、外出時や災害時などは重宝されること間違いなしです。
やはり災害時にはお湯がない、哺乳瓶の殺菌が難しいという問題はどうしてもつきまといます。そんな不安を解消してくれる液体ミルクが発売されるのはうれしい限りです。
あとは、価格が買いやすいものであれば言うことなしですね。
グリコから2019年3月に液体ミルクが発売予定
価格は125mlで200円(税抜き)
海外ではかなり一般的
それでは今回はこの辺で。ズボラ妻あず(@zubora_tsuma)でした。