夜間断乳はいつごろからするべき?などの疑問を、失敗談をふまえて夜間断乳を成功させるポイントについて説明しています。
育児中の皆さま夜はぐっすり眠れていますか?
わたしはまだまだ新米の母ですが、月齢が低い頃の育児において一番大変なことは睡眠時間の短さだと思っています。
睡眠不足はささいなことでもイライラするし、すぐ体調不良になるし、なんといっても一日中眠くて頭が働かないなんてことも。
わたしも何か月か子育てをし、いつまで続くか分からない娘の夜泣きと、毎日繰り返される睡眠不足に悩まされ、つくづく睡眠の大事さを痛感しました。
今回はそんな悩みを解決すべく夜間断乳の方法や成功させるポイントについてまとめました。
同じ悩みをもつ方や、夜間断乳を始めようか考えている方に、少しでも参考になればと思います。
この記事はこんなことが書かれている記事です。
夜間断乳の成功の秘訣
夜間断乳はいつ頃からできるのか
夜間断乳の失敗談
断乳を決意したら、母乳が出すぎると乳腺炎になったりする不安がありますよね?
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夜間断乳はいつごろからできる?
夜間断乳とはその名の通り夜間の授乳をやめることです。
一般的には夜間断乳をすることで、赤ちゃんが通して眠るようになってくれることが多いと言われています。
夜間断乳のタイミングはいつから?生後7~9か月頃がベスト!
離乳食が順調に進んでおり(2回食~3回食が始まっている)夜間の授乳が栄養的に必要なくなってくる生後7か月~9ヶ月頃にやる方が多いです。
早すぎると栄養が足りず、NGです。
逆に1歳を過ぎるなど、遅すぎても赤ちゃんが「どうしておっぱいをくれないの!?」というのが、分かってしまい成功しづらいです。
友人の子どもは1歳3か月頃に夜間断乳を試みたものの、すでにおっぱいがないということが分かる年齢で、自分で服にもぐりこんでは泣きわめいていたそうです。
つまり早すぎても遅すぎても良くありません。
成功までにどのくらいかかるの?
こればっかりは、赤ちゃんによります。が、よく言われているのはしんどいのは3日。
一週間〜10日で徐々に長く眠る日が増えてくる。
もちろん急に夜間断乳をしようと思っても上手くいくわけではなく、何日間かかけて赤ちゃんを慣らしてあげなければなりません。
また、いつもの授乳がないことに泣き喚いてなかなか寝付かない数日を覚悟しなければなりません。
そのため、夜間断乳をする際には夫婦で取り組むのがベストです。
夜間断乳の方法!成功させる6つのポイント
夜間断乳を始めるにあたって、我が家で用意したもの、実践したことをお伝えします。
夜間断乳について調べた際に、これはやった方がよい!とかかれていたことを実践しました。
- 寝る前の授乳で「明日でおっぱいとバイバイだよ~」と言い聞かせる。
- 授乳以外の寝かしつけ方法を探す
- 代わりの水やお茶を用意する
- 朝は明るくしてから授乳
- 夫の協力をあおぐ
- 一度始めたら授乳しない
寝る前の授乳で「明日でおっぱいとバイバイだよ~」と言い聞かせる
生後8ヶ月になる娘は少しずつ言葉を理解し始めていることもあり、夜寝る際の授乳時に言い聞かせていました。
正直なところ、効果のほどは不明です。
授乳以外の寝かしつけ方法を探す
大切なことは授乳以外で眠れるようになることです。
トントンや添い寝で寝てくれれば一番いいのですが、なかなか寝てくれないという赤ちゃんも多いはず。
そんなときはお気に入りのぬいぐるみを抱っこさせたり、子守歌や絵本を読み聞かせるなど毎回同じ入眠儀式をとるようにしましょう。
そうすることで、赤ちゃんが儀式が始まる=眠るということを覚えていきます。
代わりの水やお茶を用意する
のどが渇いて起きている可能性があること、飲むことで赤ちゃんの気分が落ち着くことがあると聞き、スパウトにお水を入れて枕元に置いておきました。
これは逆効果でした。水を差しだすも、おっぱいじゃない!!!と、さらに泣くようになってしまいました。
朝は明るくしてから授乳
夜間断乳の終わりをはっきりさせるため、朝一番の授乳は部屋を明るくしてからすることにしました。
朝の授乳が暗いと、娘にとっても夜間断乳がいつまでなのかがわからなくなりそうだったためです。
夫の協力をあおぐ
お母さんのみが夜間断乳に挑戦すると、おっぱいがあるのにくれない!と赤ちゃんが泣き止まないことがあります。
我が家の場合は、わたしの抱っこでも寝付いてくれました。
あとは単純に一人だと心が折れる&辛いのを防ぐために、できれば夫の協力はあった方がよいと思います。
一度始めたら授乳はしない
一度夜間断乳をやりはじめたらどんなに泣いても授乳はしないということを決めました。
これは、最初もらえなかったのに、急に授乳すると赤ちゃんも混乱してますます夜寝なくなってしまうことがあるからです。
数日続けてみて、あまりにも効果が見られないようならその時に再考するということとしました。
夜間断乳のメリット
夜間断乳のメリットは大きく分けて3つです。
- お母さんが眠ることができるようになる
- 虫歯になりにくい
- 離乳食を食べる量が増える
お母さんが眠ることができるようになる
夜間断乳の一番のメリットは夜の授乳から解放され、朝までぐっすり眠れる日がくることです。
授乳したまま赤ちゃんが寝落ちすると、口がさみしくて起きてしまったり、起きておっぱいがないことに気づいて泣く=夜泣きが起こります。
夜間断乳を始めようという人は朝まで寝たいという人が多いですよね。
お母さんだけでなく、赤ちゃんも朝までゆっくり眠ることができるというのが最大のメリットです。
虫歯になりにくい
実は夜間の授乳は赤ちゃんの虫歯を引き起こします。
まだ歯の生える前なら問題ないものの、生後6か月頃になると徐々に歯が生え始めますよね。
夜間断乳をすることで、虫歯のリスクを減らせます。
離乳食を食べる量が増える
夜間に授乳する量が減るので朝からお腹がすき、離乳食を食べる量が増えます。
せっかく作った離乳食を全然食べてくれない…なんて人も多いはず。
夜間断乳をすることで、食べる量が増えた!という話は沢山聞きました。
夜間断乳のデメリット
反対に夜間断乳のデメリットは2つです。
- 乳腺炎になる可能性がある
- 夜間断乳が成功しても夜泣きが続くことがある
乳腺炎になる可能性がある
最も引き起こしやすいデメリットが、乳腺炎になる可能性があることです。
特に夜間に頻繁に授乳をしていた場合、急に断乳をすることでおっぱいが張りすぎてしまうなんていうことも。
乳腺炎はひどくなると高熱が出るとてもしんどい病気です。
おっぱいが張って辛いときなどは
夜間断乳ができても夜泣きがなくなるとは限らない
実は我が家の場合は、夜間断乳には成功しましたが、夜泣きはなくなりませんでした。
赤ちゃんの夜泣きの原因が夜間授乳とは限らないからです。
ただし、夜間断乳をすることで寝つきはとてもよくなりました。
その後娘が朝まで寝るようになった方法はにてまとめています。 ひどい夜泣きを放置したら効果はどうだったのか
夜間断乳前の我が家の状況と注意点まとめ
夜間断乳を始める前の我が家の状況と方法をご紹介しますね。
夜間断乳を始める前の我が家の状況
我が家の娘は生後8ヶ月になっても夜に3-4回泣いて起きる毎日を過ごしていました。
また、完全母乳で育てており、昼間は3時間に一回程度、夜は起きる度に授乳という毎日でした。
この頃の娘の睡眠状態は以下のような感じでした。
これは、育児の記録をつけられるアプリなのですが、娘が寝ている時間が青くなっています。
たまに長めに寝てくれる日はあるものの、基本的には寝付いてから起きるまでに3-4回起きる毎日でした。
授乳したあと、すぐ寝てくれればいいのですがたまに1-2時間覚醒することもありました。
わたしの仕事復帰が迫っていたこともあり、夜どうしても寝るようになって欲しかったため、夫と相談し、ゴールデンウィークのタイミングで夜間断乳を決行することにしました。
夜間断乳前に行っていたについては対策についてまとめています。 寝ぐずり
赤ちゃんの体重が増えていない時は夜間断乳はやめよう
赤ちゃんの離乳食の進みが悪かったり、体重が増えていない時に夜間断乳を始めるのはやめましょう。
そういう場合は、夜間の授乳が赤ちゃんの栄養源になっているからです。
赤ちゃんが成長曲線があまりに下回っている場合は、もう少し夜間の授乳を続けるようにしましょう。
夜間断乳のスケジュール
早速ですが、1日目のレポートに参りましょう。なかなか辛い夜でした。。。
1日目 2日目は確実に夜間断乳する前より悪化して、起きる回数は増加して夜中に抱っこ祭りが開催されましたが、3日目ついに変化が訪れた…!夜起きる回数は5.6回と前より少し増えたもののトントンするとものの10秒くらいで寝付くように。さぁ、今日はどうなるか。#夜間断乳
— あず🤤🌟爆走中のママフルエンサー🏃♀️ (@zubora_tsuma) 2018年4月30日
夜間断乳スケジュール1日目
20:40 就寝
22:20-23:30 泣→抱っこ
23:30-24:20 覚醒→抱っこ
1:40-2:15 泣→抱っこ
3:20-4:00 泣→抱っこ
7:00 起床
やはりいつもの授乳がないことで、娘は泣き止まず、ひたすら抱っこの辛い夜を過ごすことになりました。さっきはわたしが抱っこしたから次は夫という流れを暗黙の了解とし、交互に抱っこと寝かしつけを繰り返しました。
おかげで、夫婦の結束感みたいなものを感じることができました。唯一長く寝たのが朝方3時間ほど。次の日がお休みで本当に良かったです。
夜間断乳スケジュール2日目&3日目
2日目と3日目はほとんど同じスケジュールでしたので、まとめさせていただきます。
20:45 就寝
21:20-21:25 泣→トントン
21:55-22:05 泣→トントン
22:40-22:55 泣→トントン
0:05-0:15 泣→トントン
3:50-4:15 泣→抱っこ
4:40-4:50 泣→トントン
5:30-5:40 泣→トントン
7:00 起床
1日目に比べて起きている時間は短くなったものの起きる回数は減るどころかむしろ増えている!
ただ1日目は抱っこでしか寝付かなかったものの、トントンで寝るようになってくれました。
先にも述べましたが、夜間断乳でしんどいのは3日と言われています。
明日からは何かしらの改善がみられるのではという希望を胸に、夜間断乳を続けることを決意しました。
夜間断乳スケジュール4日目
20:10 就寝
21:20-21:25 泣→トントン
22:25 泣→即寝
1:15 泣→即寝
4:10-4:20 泣→トントン
6:25 起床
4日目は20:00就寝で6:30起床。その間に起きる回数が4回。3回は即寝で、1回はトントンして10分くらいで寝付く。起きる回数は夜間断乳開始前と同じくらいか。#夜間断乳
— あず🤤🌟爆走中のママフルエンサー🏃♀️ (@zubora_tsuma) 2018年5月1日
お分かりでしょうか。2日目、3日目より起きる回数、起きている時間ともに明らかに改善されています。
即寝というのはその名の通り、体を起こして泣いて起きるのですが、横に戻してあげることで即寝るようになりました。
これはもしや、朝まで寝る日も近いのでは…!?とモチベーションがあがる日でした。
夜間断乳スケジュール5日目~7日目
20:10 就寝
20:55 泣→即寝
22:15 泣→即寝
1:35 泣→即寝
4:50-5:05 泣→トントン
6:30 起床
5日目以降は何らかの変化がみられるのではないかと、期待していたのですが残念ながら開始から1週間が経過してもほぼ4日目と同じような感じでした。
そのまま夜間断乳を続けたものの…。失敗か。
夜間断乳はその後も続行し、10日が経過し、2週間が経過し、1か月が経過しましたが、朝まで寝ることはありませんでした。
夜間断乳10日目に突入。ちらほら6時間くらい寝てくれる時もあるけど、まだ朝までぐっすりには程遠い。3-4時間で起きてしまう時もある。ただ1つ言えるのは泣いて起きる時はおすわりしてるんだけど、仰向けの体勢に戻してあげると速攻寝るので夜中の寝かしつけは改善された。#夜間断乳
— あず🤤🌟爆走中のママフルエンサー🏃♀️ (@zubora_tsuma) 2018年5月7日
▽夜間断乳後の娘の睡眠サイクル
- 夜間の覚醒はなくなり、起きても横に戻してあげるだけで即寝るようになったこと。
- 夜間の断乳はできたこと。
上記の2つに関しては、夜間断乳をしてよかったことだと思っています。
ただ当初の目的は朝まで寝たい!だったので、成功か失敗かで言えば失敗なのかもしれません。
夜間断乳の成功の秘訣や失敗談まとめ
夜間断乳について調べたときは、成功体験が多く、我が家の場合も成功するのではないかと期待していました。
予想外の結果となりましたが、する前に比べて改善したので、結果としては夜間断乳をやってよかったと思っています。
赤ちゃんによって状況は違うと思いますが、我が家の場合も特にしんどかったのは最初の3日間!
この記事が育児中の夜眠れない方の参考になれば嬉しいです。
\おっぱいの張りを防ごう/
それでは今回はこの辺で。ズボラ妻あず(@zubora_tsuma)でした。