初産の出産レポートについてまとめます。
今日は忘れないうちに出産レポートをしておこうと思いまして、私が経験した出産についてお伝えします。
これから出産を控えている方や痛みがどのくらいなのか知りたいあなたの参考になればと思います。
陣痛の痛みがよく言う鼻からスイカを出す痛みというのは本当かを検証しつつ臨場感たっぷりにお伝えしますので、長いですがどうぞ最後までごゆっくりお楽しみください。
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すぐに読める目次
初産の出産レポート概要。平均の陣痛時間はどのくらい?
結論から言うと、わたしの出産は7時間程と超安産でした。
陣痛の平均的な時間は14時間程なので、約半分の時間で出産できたことになります。
とはいえ、これが超安産!?と思うほど、辛かったです。
一番つらいのはいつ終わるのかわからないこと。
痛みがひどくなってくると、何もできないのですが終わりが見えない痛みと戦うのがしんどいです。
出産の時間は人によってさまざまです。
わたしの友人には40時間程(!)かかったという人もいます。
逆に3時間程で出産したという人まで。
14時間というのはあくまで目安だということを覚えておきましょう。
初産の出産レポート。破水から入院まで
9月某日ついにその日が来た…!
9:00頃
トイレに行った時、おしるしが来ていることに気づく。その時すでに妊娠39週。
その日はちょうど妊婦健診の日でした。
なんて、わくわくした気持ちで病院に向かいます。
10:30頃
病院についてすぐ、じょわーっと何かが漏れた感覚。
診察中もぽたぽたとしたたる感覚がありました。
と言われ、即入院となったのでした。
とりあえず夫に電話して、入院グッズを持ってきてもらうことに。
そして、車椅子に乗せられ入院病棟へ。
初産の出産レポート。入院からまさかの退院かも?
15:00頃
夫も到着し、破水はしたものの陣痛の気配はなし。そこにお医者さん登場。
16:00頃
内診。
と思っていたのもつかの間
…え?退院?
しれっとちょっと刺激しておいたとか言ったけど、こっちはめちゃくちゃ痛かったわ!!というか退院?この出産に向けて盛り上がっちゃった気持ちはどうすれば?!
これは出産間近の妊婦さんの間では有名な内診ぐりぐりというものらしいです。
19:00頃
未だに陣痛くる気配なし。
マメ夫と2人でサッカーワールドカップ予選まで見る余裕っぷり。
LDR室でサッカー観戦したことある人はなかなかいないだろう。
いやー陣痛こないわー。ワールドカップ応援室と化するLDR室。
これは明日退院かもね。HAHAHA。
21:00頃
サッカー観戦を終えて、マメ夫一旦帰宅。
陣痛こなかったら明日は病院来なくていいからね。もはや諦めの境地。
24:00頃
就寝を試みるも寝れず。そりゃそうだわ。LDRの分娩台が心地よい睡眠をもたらしてくれるわきゃない。
時折看護師さんによる赤ちゃんの心音チェック。「赤ちゃん元気ですよ。」
元気なのはいいことだけど、早く出ておいで。
初産の出産レポート。陣痛の開始。
2:00頃
生理痛のような下腹部痛が始まります。
しかしこの時はまだ間隔も安定しておらず、全然我慢できる程度でした。
3:00頃
痛みが腰をハンマーで強打されているような感覚に変わりました。10ー15分間隔。
看護師さんが登場しました。
ねぇちょっとこれ陣痛じゃない?
かの有名な内診ぐりぐりはやっぱり効果てきめんだ…!
この頃はまだ合間に飲み物を飲んだり、トイレに行く余裕がありました。
デショウネ!だって痛いもん!
6:00頃
陣痛感覚が7-8分間隔くらいになります。
ふーっ、ふーっ。
み、水を取るのも辛い…マメ夫を、召喚しよう…。
ここでついに助産師さんが登場します。
7:00頃
陣痛が5分間隔に。マメ夫到着。
ふーっという深呼吸が出せずに、ただひたすら武士のようにじっと耐える。
迫り来る痛みの波と戦う。相変わらず腰はハンマーで強打されている。
効果音をつけるなら、ドガーンドガーン
マメ夫はわたしの要求する
「み、水…」「あ、汗…」「ゼリー…」
の3つをうまく見極めながらフォローしてくれていました。
ウィダーインゼリーにはかなり助けられたので、用意しておくことをおすすめします。
もはやこの頃はこの3つの単語をひたすら繰り返すマシンと化していました。
何より人生でみ、みず…っていうセリフを言うことになるとは思いませんでした。砂漠で迷った旅人のようである。
8時頃
陣痛が2ー3分間隔に。内診。
しかしお産は始まったが最後やりきるしかないのである。
9:35
この頃になると痛みが少しずつ変わりはじめました。お尻に違和感があり、この頃にはトイレも行けない状況でした。
まさかのまだ半分……?!?!
いい感じ☆じゃねぇぇぇ!痛い…痛すぎる…絶望的だ…
誰だ普通分娩で生むっていったやつ…(わたしだ)
次は…無痛分娩にする…絶対…
もはや声も出せない。このまま意識を失いたいという気持ちになってきたのがこの頃です。
9:40
突然痛みが変わりました。
誰がうまいこと言えと。
いやでもさっきまだ5センチだったし、我慢するべき…?むりむりむり我慢できない!
ナースコールを要求しました。「ナースコール」は多分わたしが出産前に発した最後の意味のある言葉です。
さっきまではひたすらじっと耐えていたのが突然の絶叫モードに変わりました。
声を出さずにはいられないほどの痛みでした。
初産の出産レポート。ついに出産へ
9:45
助産師さん登場。
え?今なんて?つい10分前まで半分しかあいてなかった子宮口が全開?
子宮口ってそんな勢いよく開くものなの?
わたしの子宮口に何が起きたの?いきなりやる気出したの?何なの?
もっと早くやる気出してくれよ。
という色々な感情がうずまきました。
いやいや、あなた何いってんの?こちとら鼻からスイカを出そうとしてて、むしろスイカの方から積極的に出てこようとしてるのに、それを止めろと?無理に決まってるでしょ。
だからね、わたしビシッと言ってやりました。
気づくと人がやたら増えてる。どこから湧いてきたのあなたたち。
今まで閉じていた棚が開いてお産セットみたいなものが準備されている。
「はい、いきんで!」
言われなくてもこっちはずっと我慢できずにいきみ続けてますわ。
「もう一回!」
9:53 娘誕生。
早っ!というわけで、最後はものすごいスピードで生まれました。結果、7時間という安産でした。
生まれた瞬間に嘘のように陣痛の痛みは消えました。
小さな小さな娘は目の前に初めて連れてこられた時、泣きながらじっとこっちを見ていました。この子が10ヶ月もお腹の中にいたんだなぁ。
初めまして、これからよろしくね。
お産は辛く苦しいものでしたが、娘は本当に可愛くて幸せです。
そして出産を経験した全てのお母さん、本当に尊敬します。
初産の出産レポートまとめ
- 陣痛の痛み:腰をハンマーで強打
- 出産の痛み:痛いというより出したい。鼻からスイカを出したい。むしろスイカが鼻から出て来たがっている。
おまけ
個人的に一番シュールだと思った瞬間は、切られたお股を縫っている時。
とても和やかなムードでお股の間から見える男性の先生に、
「旦那さん星野源に似てますね〜。」
お股越しに男性と旦那さんの話をする機会ってなかなかないよね!
それでは今回はこの辺で。ズボラ妻あず(@zubora_tsuma)でした。